異業種のキャリアチェンジ / よくある不安 06

一般企業への転職のメリット・デメリットは

一般企業への転職には、良い面と負担になる面の両方があります。良い面としてまず挙げられるのは、給与の伸びしろです。医療保険・介護保険という枠の外の業務になるため、給与テーブルそのものが変わり、長期的な伸び方が大きく変わる可能性があります。特に営業職では、売った分だけインセンティブがつく仕組みも多く、給与の天井が非常に高くなる傾向があります。

休みの取りやすさも、大きなメリットの一つです。完全週休2日制で年間休日120日程度の企業も多く、休みの予定が立てやすくなります。医療以外の視点で、自分のキャリアや生活を設計し直せることも良い面だと感じています。

一方で、負担になる面としては、人間関係が一度リセットされることが一番大きいと感じています。これは年齢を重ねるほど、新しい環境に馴染むのがきつくなる部分でもあるので、真剣に考えたほうがいい点です。人間関係を一から築き直すストレスの方が大きいと感じるなら、いったん立ち止まって考えるのも一つの手です。ただし、これはあくまで一時的な負担です。勤務が長くなれば気にならなくなっていくもので、負担に感じるのは最初のうちだけだと思っています。

また、専門性を日常的に使わなくなる寂しさや、これまで積み上げてきた臨床のスキルが一度リセットされたように感じる負担もあります。ただ、職場の当たりはずれという意味では、医療機関でも一般企業でも大きくは変わらないというのが実感です。

良い面だけを並べるつもりはありません。両方を踏まえたうえで、それでも進みたいと思えるかどうかを、判断材料にしてみてください。

自分にとっての良い面・負担になる面は、話してみないと見えてこないこともあります。

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