理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の給料が、なかなか上がっていかない。感覚的にはみなさん気づいていることだと思います。改めて言葉にすると、給料の財源は、診療報酬・介護報酬という、国が決めた金額の中でやりくりされています。事業所が「今月は頑張ったから多めにもらおう」と、勝手に金額を決めることはできない仕組みになっているからです。
この財源は、みんなで出し合っている保険料や税金でできています。いわば共有のお財布のようなもので、誰かが好き勝手に使えるお金ではないぶん、支払える金額にはどうしても上限があります。しかも今は少子高齢化で、お財布にお金を入れてくれる現役世代が減っている一方、使う側の高齢者は増えている。これも肌感覚として、なんとなく感じている方が多いのではないでしょうか。お財布の中身を維持するだけでも大変な時代に入っていて、「頑張った分だけ給料が上がる」という単純な仕組みにはなりにくいのが実情です。
ただし、これは業界全体の話であって、すべての職場が同じというわけではありません。事業所の規模や経営方針、加算の取り方によって、給与水準にはかなりの差が出ます。職場を変えるだけで待遇が変わることは珍しくありません。
今の職場の給与が、業界の中でどのくらいの水準なのか。まずは客観的に知ることから始めてみませんか。
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